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商品について

現場の悩みを解決。「メディカルシューズ」誕生の舞台裏

蒸れ、汚れ、頻繁な着脱、そして疲れ。医療現場で働くスタッフの足元には、さまざまな負担が積み重なっています。
ユニフォームが進化する一方で、「靴」は長い間アップデートされず、多くの医療従事者がこうした悩みを抱えたまま働いているのが現状です。

その課題に真正面から向き合い、4年の開発期間を経て誕生したのが、ID UNITED ARROWS メディカルシューズ。今回は、開発アドバイザーを務めた埼玉県済生会川口総合病院 医師 皮膚科専門医の高山かおる先生に、こだわりと魅力を伺いました。

Q1:医療の現場では、靴に関してどのようなお悩みが多いのでしょうか?


一番よく耳にするのは、“蒸れ”の悩みです。一日中動き回るため、靴の中は湿度が高くなりやすく、ニオイなどの不快感につながります。

とはいえ、蒸れを避けようとメッシュ素材のスニーカーを選ぶと、今度は血液や薬液が染み込みやすい。「蒸れにくさ」と「汚れにくさ」をどう両立するか——このジレンマを抱えている方は多いと感じます。

さらに、靴のフィット感も大きな課題です。患者さんのベッドに乗って処置をするなど、靴を着脱する場面が多いため、紐をゆるめて履いたり、少し大きめの靴を選んだりする方もいます。すると、かかとが浮いた“パカパカした状態”で一日中歩くことになり、巻き爪・陥入爪・タコ・魚の目といった足のトラブルにつながることもあります。

また、膝や腰の痛み、全身の重だるさなど、足元の不安定さが身体全体に影響するケースも少なくありません。

現場では、こうした 蒸れ・汚れ・フィット感・身体の負担 といった複数の悩みが重なっている印象ですね。

Q2:医療用シューズ開発のきっかけを教えてください。

医療用ウェアは、この十数年で大きく進化しましたよね。昔は動きづらいワンピース型のナース服が主流でしたが、いまは機能性の高いスクラブが一般的になり、働きやすさが格段に向上しました。

一方で、靴は進化が追いつかず、現場で本当に必要とされる靴が見つからないという課題がありました。

そうした状況を受けて、ID UNITED ARROWSさんと東邦レマックさんが「医療現場に合う靴をつくろう」と動き出し、現場を知る立場として私も開発に関わらせていただくことになりました。

Q3:開発にあたって、先生が特にこだわったポイントは何ですか?

まず、しっかり足にフィットしながら、着脱もスムーズにできること。この相反するように見える2つを両立してほしいとお伝えしました。

その点、「SMART PRO」で採用されているダイヤルロックは、本当に大正解だと思います。

・ダイヤルを回すだけでしっかり締まる
・ダイヤルを引くだけで一気に緩む

というシンプルな仕組みで、フィット感と着脱のしやすさがどちらも高いレベルで実現されています。

また、このシリーズは型崩れしにくい設計になっているのも大きな魅力です。

・踵のヒールカウンター(芯材)がしっかり入っている
・アッパーも強度の高い素材を使っている

といった構造のおかげで、形が保たれやすく、良い状態で長く履き続けられます。

靴がへたって形が崩れると、足が中で動いてしまい、姿勢が乱れたり、身体の負担が増える原因にもなるので、とても大事なポイントだと思います。

Q4:疲れへの対策はいかがでしょう?

疲れを軽減するために、インソールにもこだわっていただきました。インソール専門ブランド「BMZ」のものを採用しています。

このインソールには、足裏のアーチ(土踏まず)を支えるアーチサポートが備わっています。アーチがしっかり支えられることで 圧力が一点に集中しにくくなり、足のアライメントも整うため、姿勢が自然と安定します。

その結果、長時間の勤務でも負担が蓄積しにくい設計 になっています。

さらに、フォースパッドによって指の付け根部分が持ち上げられ、足指の動くための空間が確保されるため、歩行時の浮き指の予防にもつながります。

かかと部分は、カップインソールになっており、包み込むように支えることで 足全体の安定性を高めてくれるのも大きなポイントです。

また、インソールには 抗菌・防臭加工が施されているので、蒸れによる不快感やニオイの悩みにも対応できます。取り外して天日干しができる仕様のため、清潔を保ちやすく、日々の手入れも簡単です。

こうした機能を組み合わせることで、蒸れや疲れといった医療現場で多い悩みをしっかり支えてくれる設計になっています。

Q5:汚れへの対策はいかがでしょうか?

アッパーに 防汚加工が施されているので、汚れてもサッと拭くだけで元の状態に戻せます。手軽に清潔さを保てるというのは本当にありがたいですね。

さらに、この靴には 抗ウイルス加工(コビロス) も施されています。見た目には分かりませんが、抗菌・抗ウイルス効果があるのは、医療現場では安心材料になります。

Q6:コスト面はどのようにお考えでしょうか?

1万円〜2万円台と聞くと、最初は少し高く感じる方もいるかもしれません。

ただ、例えば3,000〜4,000円台の靴を一年に3〜4回買い替えていると、結局は同じくらいのコストになりますよね。

そう考えると、しっかりフィットして足を守ってくれる構造や、耐久性、蒸れ・汚れへの対策など、医療現場に寄り添ったサポートが備わっている一足を長く使う方が、結果的にコストパフォーマンスは高いと思います。

むしろ、これだけの機能を搭載して、この価格で作ってもらえたのはすごいと感じています。

Q7:最後に、医療従事者の方々へメッセージをお願いします。

機能面についていろいろお話ししてきましたが、実は私が一番気に入っているのはデザインなんです。
特に「SMART PRO」は、ダイヤルを締めたときに足がすっきり見えて、とても洗練された印象になります。

他のモデルも本当におしゃれで、スタッフも「かわいい」「テンションが上がる」と喜んでいました。靴底のラバーにまでこだわりが詰まっていて、さすがUNITED ARROWSさんだな、と(笑)。

私たちは病院で過ごす時間が長いので、気に入った装いができることは、実はすごく大切なこと。モチベーションにも直結しますし、「今日も頑張ろう」という前向きな気持ちにさせてくれます。おしゃれで清潔感があって、しかも医療従事者の悩みをちゃんと解決してくれる構造になっている。これまで現場で抱えていた問題を丁寧に拾い上げてくれたシューズだと思います。

ぜひ多くの方に試していただきたいですね。

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▶︎ 医療従事者向けのメディカルシューズ発売

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